騒音の回折効果・防音壁の効果について

生活環境

はじめに

その対策で防音壁など作成しますね。
また建物がある場合は貿易に役割を果たします。
単純に音源が見えなければいいだけです。

音が回り込むことによって、減衰する効果、これを回折効果と言います。
音が直接壁を透過する透過損失についてはまた別途解説します。
今回はこの回折効果について、お話ししていきます。

前川の回折チャートを用いる

防音壁(遮音壁)の設置の際によく用いられるのが前川の回折計算チャートというものです。
これは実験によって用いられた結果とのことです。
使用方法は以下の手順になってきます。

行路差を求める。

  1. 行路差σを求める
    σ=(A+B)-d
  2. フレネル数を求める
    周波数別の減音量の計算
    λ=v/f
     λ:波長(m)
     v:音速(m/s)
     f:周波数(Hz)
    N=2σ/λ
     N:フレネル数
  3. チャートより減衰量を読み取る
行路差を求める。

関数を用いて計算する

行路差と周波数から計算されるフレネル数から計算により減音量が得られるようにしたのが下記の関数である。

周波数が高くなるにしたがって減音量が大きくなるのが分かる。
行路差がある程度ある売は(N≧1)の場合に該当し、それなりの減音量が期待できる。

関数で求める

最後に

本日は騒音の開設について解説しましたちょっと複雑な計算式があります。
音源が見えないことでも5db 程度の効果があります。
音源を隠すということは有効になってくると思います。

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