ゼロカーボンって
ゼロカーボン
最近よく聞くゼロカーボンって何でしょうか?
ゼロ=出さない?、カーボン=炭素?
って感じしか理解してません。
再生可能エネルギーを使用するとか、化石燃料を使用しないとか
電気自動車、ハイブリッド自動車などを利用するとか
二酸化炭素を出さないってことですね。
現状の二酸化炭素排出量
2019年度の二酸化炭素排出量の内訳は以下の通りです。
産業部門 3億8,400万トン(35%)
家庭部門 1億5,900万トン(14%)
ネットゼロ宣言
昨年菅首相は下記の様に宣言しています。
2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す。
これは「ネットゼロ宣言」です。
29年後ですね。
このためにライフスタイルを変えることが必要になって来ます。
削減計画の内容
部門ごとの目標では暮らしに直結する部門の削減幅が大きくなっています。
家庭部門 65%減
産業部門 37%減
運輸部門 38%減
パリ協定
パリ協定では産業革命以降の気温上昇を1.5度に抑えると目標を掲げています。
世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする
リストアイコン
そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる
地球温暖化をこれ以上、悪化させないためですね。
環境省ではゼロカーボンシティってものを行っており二酸化排出量ゼロを目指しているですね。
お住まいの地域も宣言しているかもしれませんね。
参考:地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況
ライフスタイルをどう変えるか?
イノベーション
ゼロカーボンのためと言われてもライフスタイルを変えることは困難ですよね。
やっぱり便利な生活は捨てられませんね。
技術の発展により一挙両得になるしかないですね。
このためのイノベーションが必要です。
新技術
どんなものがあるのでしょうか?
- ビックデータ活用による省エネ
- EV活用
- 洋上風力発電
- バイオ燃料
- 蓄電池
- 自動走行
- ドローン
- 水素活用
- ロボット・AI
- 3Dプリンタ
- 人工知能
- Iot
- センサーネットワーク
- 地中熱
- ヒートポンプ
- 省エネビル・住宅
- ヒートポンプ
- メタネーション(水素とCO2からメタン生成)
- エネルギーハーベスト・排熱利用
- 次世代太陽光(ペロブスカイト太陽電池)
- 次世代太陽光(量子ドット太陽電池)
- 宇宙太陽光発電
- 超臨界地熱発電
- 無線給電
- 火力発電の高効率化及びカーボンフリー化
最後に
たくさんのイノベーションの候補があるんですね。
私も調べていてワクワクして来ました。
我慢ではなくイノベーションへの努力によって人類は地球温暖化を克服出来るんじゃないかと考えます。
まだまだ知らない分野が多いので学ぶことが必要ですが、環境を守りつつ技術発展に貢献して行きたいですね。
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