SDS(セーフティーデータシート)を簡単に説明〜化学物質の自律的管理に必須〜

労働環境

はじめに

この記事では SDS について説明していきたいと思います。

これから化学物質の自律的管理が始まる中、SDS を理解することは重要になってきます。

まったくSDS が分からない人でも理解できるように簡単に短く説明していきたいと思います。

SDSの目的は?

働く人が化学物質を使用する上で知っといた方がいい情報を満載したものです。

知っておいた方が良い情報とはなにかと言うと以下の2つになると思います。

  • 危険性
    爆発や火災など
  • 有害性
    健康影響など

SDS がある物質

国際的な化学物質の危険性有害性の分類に基づき安全データシートは作成されています。

この分類のことを GHS区分と言います。

今回はこの GHS区分の詳細については割愛いたします。

SDS は化学品の中で純物質や混合物などの薬品類に作成されております。

逆に成形品特定の形状が機能を決定する物体には作成されていない場合が多いです。

また SDS 作成するかどうかは、その化学物質の内容物の量によります。

発がん性や生殖毒性など有害性が高いものについては0.1%から対象になります。

その他、急性毒性や皮膚腐食性刺激性などについては1%以上となっております。

ただしその規定の濃度より低い場合でも危険有害性があると判断された場合は、SDSを作成して伝達されていることがあります。

作成のルールは?

統一的な記載項目として16個

文言の使用、危険有害性の分類基準など様式を揃えて伝達されています。

見方についてはまた詳細に解説していきたいと思います。

まとめ

今回は SDS について簡単に解説しました。

化学物質についての取り扱い方法などが記載されている取扱説明書と思ってもらって構いません。

自分が使っている化学物質については手元に置いておくことが望ましいと思います。

購入先などから頂くことも可能ですしインターネットでダウンロードすることも可能です。

見方についてはまた別途解説していきますので参照してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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